離れていく恋人への執着と心の傷の深さの関係

別れた恋人に連絡したり、SNSを何度も覗いていまったり、他の女性の影を感じて不安でパニックになったり。こんな状態になるのはなぜなのでしょうか?

今回はなぜ別れた恋人に執着してしまうのか原因を考えてみました。

「恋愛で上手くいかない人はまず自分を理解し愛そう。」といった文言はよく見かけると思います。「そんなのわかってるし!自分を理解してない愛せていないからってなにが問題なの?」と思いますよね。

自分なんてどうせその程度の存在だったんだ」などと自分を卑下してしまいがちなのではないでしょうか?

この「自分なんて」とか「自分は愛される価値がない」と思い込む「自己無価値感」こそ、相手に執着してしまう原因の一つのようです。では「自己無価値感」がなぜ執着に結びつくのでしょうか?

「自己無価値感」状態になると、「自分は大切にされない」という自己肯定感の低さが自分の中で高まる。「この人と別れたらもう誰からも大事になんてしてもらえない」「こんな自分を愛してくれる人は二度と現れない」と思い込み、離れていく人に執着するようになる。

しかし、相手はあなたが執着すればするほど離れていくので、無力感だけが高まり自己肯定感はさらに低くなるという最悪な悪循環が生まれます。

離れていく人への期待はやがて依存となります。

依存の先には必ずと言っていいほど「破滅行動」が待っています。それは幸せとは真逆の不幸のはじまりです。

離れていく人に依存して、相手を追う期間が長ければ長いほど自己肯定感は擦り切れて時には「私のライフはもうゼロよ」というところまで壊滅的に下がります。

既に破壊行動によって心が離れてかけているのに、その人への期待をやめられないので試し行為的な言動をやめられません。そして相手から期待通りの態度がかえって来ないので失望しどんどん傷は深くなっていくのです。

相手の気持ちを確認したり疑ったり、逆効果と分かっていても「破滅行動」を繰り返してしまい、最終的には幸せな恋愛関係を壊してしまいます。これは相手との関係性もあるのですが自分で自分を傷つけている部分も大きくあります。

依存して執着すればするほど、無力感、虚無感と向き合う時間が長くなるので心の飢餓状態がつづく・・・そして「無価値感を抱えた悲しい自分」が爆誕してしまいます。

「無価値感」というのは自分を大切にしてくれない人への執着です。この最悪のループの原因として考えた時、大きく分けて2つの事があるようです。

①「自分には価値が無い」という感覚から無意識に、自分の思い込んでいる通りの扱いをしてくる人を求める。

②大切にしてくれない人を引き留めることで自分の価値を再認識しようとしている。

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